私がジャニヲタになって担降りしたｳﾝ年前の話
私がジャニヲタになって薮担になった話。
当時のことを書き残している媒体が何もないのでせっかくなので記憶を掘り起こしてだらだらと書いてみる。
かなり前(2007～2009年)の出来事を記憶を頼りに書いているので、曖昧なところも多く、間違っている可能性が大いにある。
私が最初に好きになったジャニーズは亀梨和也である。それまでの私は、母に「光一くんと剛くんどっちが好き？」と聞かれて、「どっちも興味ない」と答える程度にジャニーズに興味はなかったのだが、たまたまちらっと見たごくせんで顔を覚えて、原作アニメが好きだった金田一のドラマを見てなんとなく好きになって、亀が出るからと野ブタを見ていた、程度だったと思う。はまるというほどではなかった。MステにKAT-TUNが出ていた回も見た記憶もあるが、そもそもMステはその頃から毎週録画していた気がするし、コンサートに行こうという考えもKAT-TUNについて調べようという気もなかった。
そんな私がジャニヲタになるきっかけは、2007年夏クールドラマ、探偵学園Q。*1見るきっかけは、探偵モノだからということ*2と、前にやっていたSPドラマが面白かったような気がするから。いざ始まったドラマを見た私に運命の出会い(？)が待っていた。流様である。何この人。めっちゃかっこいい。こういうキャラ大好き。キャラもだけど顔がめっちゃタイプ。私はあっさりと流様に惚れてしまった。クレジットを改めて見てみると、山田涼介(ジャニーズJr.)と書いてある。へぇ、ジャニーズJr.ってあの後ろで踊ってる人のやつだよね？ドラマに出たりするんだなぁ。もしかしたらまたドラマとかに出るかも知れないから覚えておこうと思った。
それからしばらく後、朝ごはんをもそもそと食べながらTVをぼーっと眺めていると、ジャニーズJr.のグループがわちゃわちゃしている様子が映った。(旧)Hey!Say!7である。ジャニーズJr.か、あの子いないかなーと見ていると、いた。山田涼介くん。流様ではない、可愛くてキラキラしている山田くんがどうしても気になった。どうやらCDを出すらしいということで、Mステに出ないかなぁとサイトを見てみると、いた。Mステが楽しみになった。
Mステには、やっぱりキラキラしたアイドル山田くんがいた。あー好きだなぁと思った。その後探偵学園Qの録画を消さずに残しておきたいと親に頼むようになった。次の週も出演するというので、見た。その週はひな壇でトークがあったが、山田くんは喋らなかったので、Mステを少し恨んだ。歌パートでは、やっぱり山田くんがキラキラしていた。あー好きだなぁと思った(2回目)。その時アップで抜かれた山田くんが、ぱちっとウインクをした。
一瞬、時が止まった気がした。まさかウインクでハートをぶち抜かれるとは思ってもみなかった。この瞬間、私は山田涼介に魅了されてしまった。未だにあの時の衝撃は覚えている。山田涼介ってすごいよね。
そんなこんなでとりあえずCDから…と思ったが、母にねだってみてもどうせすぐ飽きるからやめときなさいと諭された。どうしようかと迷っていたある日、CDショップを物色していると、突然おばさんが目の前に現れた。そして私の手に何かを握らせ、「これいっぱい溜まってんけどもう使わんからあげるわ！」と言い残してさっさと去ってしまった。(ちなみになぜ知ったのかは忘れたが、このおばさんは冬ソナを大人買いしていたので冬ソナおばさんと呼んでいる。)押しつけられたのは、CDショップのポイントカードだった。開いてみると、ポイントが満タンだった。1000円分使えるのでこれ幸いとCD(通常版しか置いていなかった)をレジに持っていき、購入した。家に帰って、CDプレイヤーを引っ張り出してきて聞いた。どの曲も好きだった。こうして2度の偶然と冬ソナおばさんのおかげ(？)で私はジャニヲタへの道を歩みだした。
そんな私を待ち受けていたのは涼介のデビュー、Hey! Say! JUMP、そして後に担当となる薮宏太。とはいえすぐに薮担になった訳ではない。帝王薮宏太様に落ちたのはその2年後だった。覚えているのはRain danceが好きすぎて相当リピートしていたぐらいで、薮担になった経緯もはっきりした時期もあまり覚えていなくて、動画サイトで昔の映像を探っているうちにいつのまにか好きになっていた。もしかしたら動画を探し出した時点で薮担だったのかもしれないけれど。しかし何故たどり着いたかは全く覚えていないが、動画を探し出すきっかけになった動画のタイトルだけはいまだに覚えている。Yabu's Englishという12秒の動画で、薮ちゃんがご褒美の料理を食べて「でりしゃーす！」というだけのもの。*3たった一言だけれど、今でも見る度に悶えるほど可愛い。薮宏太の可愛さが詰まっていると言っても過言ではないと思う。
当時のことに話を戻そう。動画で薮ちゃんのことを片っ端から調べていても尚、私はまだ山田担を名乗っていた。担降りすることに少なからず抵抗があったし、涼介が好きな気持ちも確かにあったから。それでもやっぱり薮ちゃんを好きだと思う気持ちも止められなくて、一時的にやぶやま担と言っていたような、いなかったような。その時は自分の気持ちが掴みきれなくて、次のコンサートでどちらかにするか掛け持ちになるか決めようとして、山田と薮うちわの2枚を持って行った。いざコンサートが始まると、結果は明確だった。私の目は薮ちゃんしか追っていなかった。どこで何をしているのか気になるのは他でもない薮宏太だった。私は既に紛れもなく薮担になっていた。余談だが、このコンサートでは結局うちわはどちらも持てず、下げたままだった。
そんなこんなで薮宏太に魅了されてから6年と少しが経った今、担降りした時の自分を振り返ってみるとちっぽけな悩みだったなぁとかどうしようもないことを悩んでたなぁとか思うけれど、あの頃の自分にはとんでもない一大事だったと思う。というかその後も2,3年ごとに趣味に関する私にとっての一大事が起こっているし、今も私にとっての一大事が起きていたりもする。それでも今薮ちゃんが好きでなくなる自分が全く想像できないぐらい大好きだ。もしかしたら億が一今後また担降りする時が来るのかもしれないけれど、今の気持ちを大切にしていたいと思う。
…締めが意味不明だな。
